新湊漁協が今シーズン5回目の休漁をするなど記録的な不漁が続いているシロエビ漁。富山県の新田八朗知事は2日の会見で富山湾では初となる海中ロボットを使用した水産資源の調査を行うことを発表しました。

富山県 新田八朗知事
「県ではこれまでもシロエビの養成やベニズワイガニの分布密度調査など行ってきていますが、富山湾におけるこれらの水産資源の状況を詳細に把握し、回復に向けた取り組みを検討するため、海中のロボットを使用した共同調査を今回新たに実施することとしました」
富山湾では能登半島地震後からシロエビやベニズワイガニの漁獲量が低迷。
新湊漁協はシロエビの記録的な不漁により、1日から今シーズン5度目の休漁を余儀なくされています。
県水産研究所は地震による海域への影響をさらに把握するため国の機関と連携し、富山湾の深海では初となる海中ロボットを使った水産資源の調査に乗り出します。