大分県内で6年ぶりに警報基準を超えている伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の感染者が前の週からさらに増加しました。

伝染性紅斑・「リンゴ病」は両ほほに赤い発疹が出て、風邪の症状がみられる子どもがかかりやすい感染症です。

6月29日までの1週間、県内1医療機関あたりの患者数は3.33人で、前の週から1.17倍に増加しました。県内では6月からリンゴ病が2019年10月以来、およそ6年ぶりに警報基準の2人を上回っていて、感染が広がっています。

保健所別では、大分市が7.09人と最も多く、西部、南部、中部も警報基準の2人を上回っています。

リンゴ病は妊婦が感染すると流産のおそれがあり、県が引き続き、感染予防対策を呼びかけています。