富山地方鉄道の厳しい経営状況を受け、県と沿線自治体は一部区間の廃止など今後の在り方を検討するための調査を行います。

調査の実施は県や地鉄本線の沿線自治体である黒部・滑川・魚津・上市の4市町に地鉄を交えた、1日の会議で決まったものです。

目的は将来的な運行のあり方を検討するためで、利用状況の経年変化やあいの風とやま鉄道と並行する滑川ー新魚津間と、新魚津ー宇奈月温泉間の廃止など運行形態別の収支見込をまとめます。

黒部市が主体となって、7月から来年2月まで実施し、財源は国の補助金を活用しながら沿線4市町が負担、ことしの秋ごろに中間報告をまとめる予定です。
