高校生の就職を支援しようと、地元企業による合同説明会が開かれ、過去最多となる230社が参加しました。

この説明会は、大分県などが毎年7月に開催していて、高校に求人票が届くタイミングに合わせて実施しています。

今年は過去最多の234社の県内企業と団体が参加しました。会場には県内39の高校からおよそ2300人の生徒が訪れ、企業担当者の話に耳を傾けていました。

生徒の数が減少していることから、企業にとっては人材確保が大きな課題となっています。

(企業)「人材不足というのはあり、優秀な方が興味を抱いていただければありがたい」

(生徒)「求人票だけだったらわからないこともあると思うので、会社の詳しいことが聞けるのはいい」

今年3月に卒業した高校生の県内就職希望者に対する求人倍率は2.67倍で、売り手市場の状況が続いています。