パレスチナ自治区ガザで続く人道危機をめぐり、NPO団体が、アメリカの国連代表部の建物に動物の血のようなものをかけて抗議しました。

記者
「ニューヨークの国連本部ビルのちょうど目の前に、アメリカの国連代表部が入るビルが建っています」

抗議活動を行ったのはアメリカの退役軍人らからなるNPO団体です。

「アメリカよ、血をくれてやる。世界中で血を流すのが好きなんだろう」

団体は、アメリカとイスラエルはガザへの攻撃を停止すべきと主張し、建物に動物の血のようなものをかけて「殺戮をやめろ」などとアピールしました。

一方、国連安保理ではパレスチナ情勢をめぐる会合にイスラエルやパレスチナの代表者が出席し、ガザでの人道危機への対応などが協議されました。