ロシア国内で行われた刑事捜査でアゼルバイジャン出身者2人が死亡したことを受け、アゼルバイジャンがロシアへの反発を強めています。
ロシアメディアなどによりますと、中部エカテリンブルクで先月(6月)27日、過去に起きた殺人事件をめぐり治安当局が50人以上のアゼルバイジャン出身者を拘束。その際、2人が死亡しました。
これに対し、アゼルバイジャン外務省は28日、ロシアの臨時代理大使に「断固とした抗議」を伝達しました。さらに、アゼルバイジャン文化省がロシア関連のすべての文化行事を中止すると表明したほか、30日にはアゼルバイジャン当局が首都バクーに駐在するロシア人記者2人を拘束しました。
旧ソ連構成国のアゼルバイジャンは伝統的にはロシアとは友好関係にありますが、去年12月に38人が死亡したアゼルバイジャン航空機の墜落をめぐっては、ロシア軍による誤射だと主張。
アリエフ大統領が今年5月にモスクワで行われた対ドイツ戦勝80年の記念式典を欠席するなど、ここにきて亀裂が深まっています。
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