40年以上にわたって金沢市内で幼児の教育・保育活動を行ってきた金沢星稜大学付属星稜泉野幼稚園が、少子化などの影響で来年4月以降の園児の募集を停止することになりました。

幼稚園を運営する稲置学園によりますと、金沢市泉野町6丁目にある星稜泉野幼稚園は1983年の開園以降、これまでに3000人余りの幼児を受け入れてきました。

しかし、近年の急速な少子化や、近隣の保育施設との競争が激しくなっていることなどから、来年4月以降の園児の募集を停止することになりました。

現在の定員は1歳児から年長組の園児まで110人ですが、今年5月末時点で受け入れている園児は95人となっています。

園児の募集を停止した後も、在園している園児全員が卒園を迎える2030年3月末までは、これまで通り星稜泉野幼稚園の運営を続け、金沢市御所町にある同じ系列の星稜幼稚園の運営に変更はないということです。