ノルディックスキー複合女子のトップ選手が、次世代の子どもたちに競技の楽しさを教えました。

 札幌の大倉山ジャンプ競技場で28日、スポーツ教室の講師を務めたのは、2月のノルディックスキー世界選手権・複合女子で日本人初の金メダルを獲得した21歳の葛西優奈(かさい・ゆうな)選手と、2大会連続で銅メダルに輝いた妹の春香(はるか)選手です。

 札幌市出身の双子の姉妹です。

 2人は、子どもたちにストックを使った走り方や、テレマークの姿勢などを伝授しました。

 参加した小学生
「(書いてもらったサインは)家にずっと飾る」

 姉・葛西優奈選手
「指導する機会がなかなかなかったので、私にとってもいい経験ができた」

 妹・葛西春香選手
「少しでも(スキーに)興味を持ってもらえるとうれしい」

 子どもたちも憧れる複合界の星。今後の活躍に期待です。