高知県遊技業協同組合が、児童養護施設で子どもたちと触れ合い、「夢をあきらめずない大切さ」を伝えました。
高知県遊技業協同組合は20年ほど前から社会貢献活動の一環で、防災・防犯・交通安全、青少年育成活動・児童養護施設への本の寄贈などを行っています。

28日は、その一環として、「今を楽しみ、夢に挑戦すること」の大切さを感じてもらいたいと、サッカーJ3・高知ユナイテッドSCの協力で、香美市の児童養護施設で講演とサッカー教室を行いました。

教室には、施設の子どもたちや職員およそ20人が参加し、高知ユナイテッドSCからは、松本光平選手、瀬尾純基選手、須藤直輝選手、長井響選手、福宮弘乃介選手が参加しました。
練習中のケガで目がほとんど見えなくなっても夢を諦めずに努力をしてきた松本選手についての動画を見たあと、子どもたちは選手に様々な質問をし、努力の大切さと素晴らしさを学びました。

その後は、お楽しみのサッカー教室。参加した子どもたちは、強い日差しの中、選手と一緒にミニゲームを楽しみました。中には、選手顔負けのテクニックを見せる子どもや、選手からのパスを受けシュートを決めるなどもいて、参加した子どもたちは、プロと一緒にプレーを楽しんでいました。

参加した子どもたちは、「自分も最近、生活の環境が変わって不安があったが、選手の話を聞いて自分も頑張りたい」「選手は、回りが見えていて、サポートに回ってくれたりしてくれて、サッカーの良い経験になった」などと話していました。

高知県遊技業協同組合では、今後も子どもたちの夢を育み、誰もが生き生きと暮らせる社会作りに貢献していきたいとしています。