■なぜ黒田清子さんのティアラを?

良原キャスター:
ちなみに黒田清子さんのティアラはミキモトのものということでした。

そして清子さんのティアラは当時の天皇ご一家の生活費(内廷費)で作られていますので、宮内庁には返却されず、今も清子さん所有のものとなっています。ですので、「借りる」という表現になっているんですが、どうして今回愛子さまは黒田清子さんのものを借りることになったんでしょうか?皇室ジャーナリストの山下晋司さんによりますと、「ティアラにも“格”のようなものがあるのでは」ということなんです。「黒田清子さんも“陛下の娘”のときにティアラを作っており、同じ境遇、格式ということで選んだのでは」ということでした。

今回愛子さまが新調するものもあります。それがドレスです。襟元が詰まったタイプの「ローブモンタント」というタイプのドレス。そして、デコルテ、襟元が開いたローブデコルテというドレス、こちらは新たに作って、今回の成年を祝う行事で初めて着用される予定だということでした。

ホランキャスター:
ティアラを内廷費にするのか、宮廷費にするのかの違いというのは、どういったところで変わってくるんですか?

星浩スペシャルコメンテーター:
黒田清子さんは、自分の判断で内廷費(生活費)の中から作ったという話を聞きますね。

ホランキャスター:
個人的にしたければできる?

星浩スペシャルコメンテーター:
ということだと思います。ですから返還しなくてもいいんですけど、その分今回は貸すことになった、というような話を聞きましたね。

井上キャスター:
このニュースを聞いたときに、愛子さまは黒田清子さんのお召しになっていたティアラのデザインが気に入ったのでそれに、ということかと思っていたんですけど、そんなことではないんですね。「格」があるんですね。

星浩スペシャルコメンテーター:
ルールが・・・直系のお嬢さんだ、ということなんでしょうね。

ホランキャスター:
でもね、きっとお気に入りの部分もあるんだと思いますけどね。

(2021年11月16日放送Nスタより)