菊陽町で整備が進むアーバンスポーツ(※)の施設。きょうスケートボードエリアのコースデザインが発表されました。

※アーバンスポーツ:広い敷地を必要としない都市型スポーツのことで、自転車やスケートボードなどを使う競技

記者「菊陽町総合体育館の北側で今まさに工事が進んでいます。完成すれば世界中からアーバンスポーツの選手が集まることになりそうです」

菊陽町が整備を進める「くまもんアーバンスポーツパーク」

敷地面積は1万5000平方メートルと西日本最大級の広さで、国際大会の開催も想定しています。

6月30日に発表されたのは、エリアの一部、スケートボードのコースデザインです。東京オリンピックスケートボードのコース設計も手がけた、カリフォルニアスケートパークス社が設計・監修しています。

設計・監修 カリフォルニアスケートパークス社 ビル・ミナデオ副社長「デザインのインスピレーションは熊本の文化的アイデンティティに深く根ざしている」

熊本城やくまモンをイメージして、全体のカラーはグレーや黒、赤などを使用し、コースや外壁には熊本城の石垣風のデザインが施されます。さらに、エクステンションと呼ばれる高く延びた部分は、阿蘇五岳から着想を得て「5か所」と、熊本ならではのデザインがちりばめられています。

設計・監修 カリフォルニアスケートパークス社 ビル・ミナデオ副社長「ここからスケートボードが広がるというこのパークの可能性にとてもワクワクしています」

この他、BMXや3x3のエリアも併設される予定の「くまもんアーバンスポーツパーク」2026年4月の開業を目指しています。