能登半島地震のあと、広域避難を続ける被災者の生活再建を支援するため、金沢市に30日「いしかわ被災者支援センター」が開設されました。

地震や豪雨で被災した人の生活再建に向けた伴走支援を強化しようと金沢市駅西本町に開設された「いしかわ被災者支援センター」。

石川県から委託を受けたNPO法人「ワンファミリー仙台」が能登以外で広域避難を続ける被災者のもとにスタッフを派遣し支援してきましたが、30日から窓口での相談受け付けも始めました。

被災者からは「能登に帰りたくても帰れない」「自宅の再建に向けた補助金制度がわかりにくい」などといった相談が増えているということです。

NPO法人 ワンファミリー仙台 立岡学 理事長
「制度はこれまで色んな災害がある中である意味充実している部分もあるけど、なにせ複雑すぎる所もある。ここに立ち寄ってもらい、話をしてもらう場所ができたというのは非常に大きいこと」

いしかわ被災者支援センターでは平日と土曜日の午前9時から午後6時まで、窓口で被災者からの相談に応じるほか、電話でも相談を受け付けています。
(076・204・6440)