岡山空襲の日のきょう(6月29日)、岡山市北区で「岡山市戦没者追悼式」が営まれました。

80年前の6月29日、未明の岡山市街地は空襲に見舞われ1700人以上の市民が亡くなり、焼夷弾で当時の市街地の大部分が焼失しました。

岡山市は、空襲を受けた日を「岡山市平和の日」と定め、毎年この日に戦没者追悼式を営んでいます。

(岡山市 大森雅夫市長)
「痛ましい記憶を風化させないよう、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に語り継いでくことが大切です」

(岡山市立瀬戸中学校3年 野村衣吹さん)
「戦争の記憶が風化しつつある今だからこそ、私たちがその歴史にしっかりと向き合い、語り継ぎ、次の世代へと手渡していく責任があります。」

参加した人は、それぞれ花を手向け、戦後80年という節目の年に平和を祈っていました。