熊本県内での死者・行方不明者が69人となった令和2年(2020年)の7月豪雨災害から7月4日で5年になります。
21人が亡くなった人吉市で追悼式が行われました。
人吉市役所で行われた追悼式には、遺族や木村敬知事など約40人が参列し、黙祷を奉げました。
松岡隼人市長は「犠牲となられた方々に胸を張って報告できるよう、復興に全力を尽くしていく」と述べました。
そして、当時中学1年生で、父親の美容室が天井近くまで浸水したという人吉高校3年の境目悠真さんが「この経験を語り継ぎ、災害に苦しむ人が少しでも減る社会の実現に向けて力を尽くしていきたい」と、市民を代表して追悼の言葉を寄せました。
人吉市では明日6月30日から7月4日まで、市役所ロビーに献花台を設けるということです。