6月28日午後、宮城県大郷町内を走行していた東北新幹線の下り列車で異音がしたため、仙台ー盛岡間で一時運転を見合わせました。JRでは、列車がクマと衝突したとみています。

28日午後4時頃、東北新幹線の下り列車が大郷町内を走行中に異音を感知しました。

このためJR東日本では列車を停車させるとともに仙台駅と盛岡駅の間の上下線で運転を見合わせました。

その後、列車に異常がないことを確認したため、およそ30分後に運転を再開しました。

JRによりますと、列車の運転士は、「クマを見た」などと話していて、異音の原因は、線路に侵入してきたクマとの衝突とみられています。

この影響で、東北新幹線は上下5本で最大39分の遅れが発生し、およそ2300人に影響が出ました。