今年の秋から高齢者など、移動が困難な人の外出をトレーニングする実証実験が岡山県新見市でスタートします。この実験を支援する産学官民の協定が結ばれました。

包括連携協定を結んだのは新見公立大学や岡山トヨタ自動車など5つの組織です。協定は高齢化が進む新見市大佐田治部地区で始まる実証実験を支援するためのもので、“免許を返納した高齢者”など、移動手段に問題を抱える人に新見公立大学の学生がつきそい、当事者が外出できるようにトレーニングを行います。

(岡山トヨタ自動車 梶谷俊介社長)
「中山間地域の移動をどのように確保していくか。実際、新見のなかで定着する仕組みができれば本当にいろんなところで活用できるものになる」
外出支援の実証実験は今年の秋に始まる予定です。