アメリカのベッセント財務長官は「トランプ関税」をめぐる各国との貿易交渉について、「9月1日までにまとめられる」との見通しを示しました。

アメリカ ベッセント財務長官
「貿易交渉はレイバーデイ=9月1日までにまとめられると思う」

ベッセント財務長官は27日、FOXビジネスの番組に出演し、日本など各国と進めている貿易交渉について「9月1日までにまとめられると思う」と話しました。

トランプ政権は相互関税の「上乗せ部分」の発動を7月9日まで一時、停止していますが、一時停止の期間を延長して各国との交渉に応じる可能性を示したものとみられます。

一方、これに先立ち、ラトニック商務長官はブルームバーグテレビのインタビューで10の貿易相手国との交渉が合意に近づいているとしたうえで、「今後1週間ほどで多くの貿易相手国との合意を発表する」と話していました。

日本で交渉を担当する赤沢大臣は26日からワシントンを訪れて、7回目となる閣僚交渉を行っています。