夏山シーズンを前に、富山市消防局の隊員が山岳遭難を想定した救助訓練を行いました。

訓練は、男性がハイキング中に転落し、歩けない状態になっているという想定で行われました。参加したのは八尾消防署の7人で、通常8人で行うところをより困難な状況を想定し少人数での対応となりました。

隊員:「ロープ引け」
隊員は、常に声を掛け合いながら連携をとり、出動からおよそ30分後に男性が救助されました。
八尾消防署 阿部雅広主任:「こういった自然の現場でやると普段の位置関係と違いますし…まだまだ詰める部分がある」


富山県警によりますと、去年1年間の県内における遭難者数は137人で夏山シーズンの7月から8月が多い傾向にあるとして、山に行く際はルートの選択など入念な事前準備を心掛けるよう注意を呼びかけています。
