災害が発生した際に被災者を栄養面で支援するため、熊本県と栄養士たちの団体が協定を結びました。
県と協定を結んだのは、熊本地震や2020年7月の豪雨でも活動経験がある「県栄養士会」です。

協定では、災害時に栄養士が避難所を訪れ、避難者に栄養指導をすることやアレルギー対応食品を提供することなどが盛り込まれています。
木村知事は「専門家の支援が大切なことは2度の災害で実感した。しっかりと連携していきたい」と挨拶しました。
熊本県栄養士会 田上あつみ会長「病気を持っている人、アレルギーを持っている人は、いろいろな形の支援が必要。いろいろな部分で援助していくというのが私たちの使命」

両者は速やかに活動できるよう今後、災害支援の活動計画を策定する予定です。