丸亀市で死んだコブハクチョウから見つかった鳥インフルエンザウイルスは、病原性の高いH5亜型と判明しました。


死んでいたコブハクチョウは丸亀城の堀で飼育されていたもので、今月(11月)7日、城を訪れた人が死骸を見つけ通報し、検査が行われていました。


その結果、高病原性のH5亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。丸亀市は堀で飼育している他のコブハクチョウなどが感染していないか、観察を続けると同時に、飼育区域を消毒したり立ち入りを制限したりしています。


鳥インフルエンザはカモ科の渡り鳥が原因とされていて、香川県では丸亀城から10キロ圏内にいる野鳥の監視を強化して感染の拡大を防ぐ方針です。