アメリカによるイラン攻撃をめぐり、ホワイトハウスは、イランの核施設から攻撃前に濃縮ウランが移される兆候はなかったと説明しました。

ホワイトハウス レビット報道官
「注意深く監視していましたが、攻撃前に濃縮ウランが移されるという兆候はありませんでした。(Q.どの施設からも?)その通りです」

ホワイトハウスのレビット報道官は26日、イランが攻撃を受ける前に核施設から濃縮ウランを移動させていたと報じられていることについて否定したうえで、「核施設への攻撃は完全に成功した」と話しました。

また、イランとの対話について、直接のやりとりに加え、仲介役のカタールなどを通じて緊密に連絡を取っていると明らかにし、「我々とイランは外交的な道筋を進んでいる」と強調しました。

一方、イスラエルについては、ネタニヤフ首相からホワイトハウスでのトランプ大統領との首脳会談開催の要請があったとしていて、調整を進めていることを明らかにしました。