自民党広島県連は26日、衆院広島5区の新たな支部長候補の男性から辞退の意向が伝えられたことを明らかにしました。

尾道市などの広島5区を巡っては、去年10月の衆院選で自民党の小島敏文氏が立憲民主党の佐藤公治氏に敗れました。

これを受けて自民党県連は、衆院5区の支部長候補を公募し、今年3月、東京都内の弁護士事務所の代表を務める今井健仁氏を候補として党本部に申請していました。

県連によりますと、今井氏は、申請から3か月たって支部長に決まらない状況では、参院選を前に迷惑を掛けることになるとして、県連に辞退の意向を伝えたということです。

自民党広島県連 冨永健三幹事長
「(今井氏は)これ以上、続くと県連に迷惑をかけることになると思うので、この際、辞退をさせていただきたいと」

県連は今井氏の意向を受け入れ、今後の対応については、参院選の後に改めて協議するとしています。