宇宙開発に使われる太陽電池の歩みを語りました。

豊田工業大学の山口眞史名誉教授は、世界の人工衛星のほとんどに搭載されている「多接合太陽電池」の実用化に貢献し今年、紫綬褒章を受章しました。きょう名古屋で開かれた講演会では宇宙用太陽電池開発の歩みや、太陽光発電の現状を語りました。

(山口名誉教授)
「(かつては)太陽電池はコストが高いと言われていましたが、今は一番安いエネルギーとなっています」

またJAXA 宇宙科学研究所の豊田裕之准教授も講演し、世界でもトップレベルの日本の太陽電池技術で宇宙開発の可能性が広がると語りました。

画像提供:JAXA/NASA