障害のあるアーティストを対象にした国際芸術展で、大分県国東市の古城貴博さんがグランプリに次ぐ企業賞に選ばれ、県庁で報告会が開かれました。
この国際芸術展は世界中を対象に障害のある人が活躍できる場を広げようと開催され、今年で2回目となります。
65の国と地域から2650点の応募がある中、国東市在住の古城貴博さん(30)の作品がグランプリに次ぐ企業賞のトヨタ自動車賞に選ばれ、26日佐藤知事に受賞を報告しました。

水性ペンで描かれた古城さんの作品、「はばたく」は完成に1か月かけた作品で古城さんは「これからもがんばります」と抱負を述べました。
佐藤知事は「素晴らしい才能が開花したアート。引き続き活躍してほしい」と激励しました。
古城さんの作品「はばたく」は今後、トヨタ自動車が主催する「ラリーチャレンジ」でラリーカーのデザインとして起用されます。