タイのバンコクで開かれたビジネスイベントに福岡県北九州市など、アジアのスタートアップ企業が参加しました。

北九州市の武内市長もプレゼンターとして登壇し投資家にPRしました。

RKBバンコク支局 村橋佑一郎記者
「アジアのスタートアップ企業がタイのバンコクに集まりました。新たなビジネスチャンスをつかもうと投資家との熱い商談が行われています」

バンコクで26日に開かれたビジネスマッチングフェアには、経済成長が続く東南アジア6か国と、日本のスタートアップ企業54社が出展。

福岡県北九州市からも5つの企業が参加しました。

このうち、移動ロボットの製造・販売を手がける小倉北区の「トライオーブ」は、タイの物流倉庫企業に自動化の技術を売り込みました。

トライオーブ・石田秀一CEO
「ASEAN領域においてタイはハブとなって製造業の中心だと思っていますので、そういうところで展開できるような導入の実績などを出していけたら」

イベントでは、北九州市の武内市長が自らプレゼンターとして登壇。英語を使って投資企業に直接PRしました。

北九州市・武内和久市長
「北九州市は日本全国でスタートアップ企業の出現率で1位になった。私たちはグリーンテックやロボティクスを支援し、未来をサポートします」

北九州市は今回、タイの工業省との間で、環境問題の解決などを目指す持続可能なビジネス分野での連携強化を合意したということです。