駒ヶ根市に事務所を置く司法書士の男性が、遺産整理業務の過程で預かった現金を着服した疑いがあることが分かりました。
着服の疑いがあるのは、駒ヶ根市に事務所を置く40代の司法書士の男性です。

県司法書士会によりますと、3月上旬、男性に遺産整理を依頼した人から「手続きが進んでおらず、銀行口座からお金が無くなっている」と申し立てがありました。
司法書士会が男性に聞き取りを行ったところ、亡くなった人の口座にあった金を私的に流用したことを認めたということです。

会によると、被害は他にも複数件確認されているということで、男性は「警察に自首した」と話しているということです。
現在、司法書士会が被害者への聞き取りなどを進めています。