中国電力の株主総会が開かれ、株主からは「脱原発」についての議案が提出されましたが、否決されました。
中国電力の株主総会には、256人の株主が出席しました。
原発に反対する株主からは、去年12月に再稼働した島根原発2号機の停止や、山口県上関町で計画中の使用済み核燃料の中間貯蔵施設は建設しないことなどが提案されましたが、否決されました。

脱原発へ 中電株主行動の会 木原省治さん
「(配当を)減らして出た利益は、島根原発3号機の建設への設備投資に使うと。私は非常に怒りを感じた」
株主「株価はあがってほしい(電気料金は?)燃料とか色々あるからなかなか難しいです」
昨年度の連結決算は、島根原発2号機の再稼働による収支改善があるものの、燃料価格の下落に伴う燃料費調整額の減少などで過去最高だった純利益は984億円で前の年を下回り3年ぶりの減収減益となりました。