リニア中央新幹線の建設工事についてJR東海は、昨年度実施した調査の結果、山梨県内では水資源など環境の変化は確認されていないことを明らかにしました。
JR東海はリニアの工事に伴う環境への影響について昨年度の調査結果をまとめ、きょう26日に県や甲府市などに送付しました。

それによりますと南アルプストンネルなど県内9か所の工事では、湧き水の量や地表を流れる水の量の影響は確認されていないということです。
また大気の質と生態系、それに工事排水を放流する河川の水質にも工事の影響は確認されず、JR東海は環境保全措置の見直しをする必要はないとしています。