地産地消による消費拡大を図ろうと、宮崎県延岡市の小学校では、給食に地元どれのシイラを使った料理が提供されました。

これは、延岡市水産物産地販売強化推進協議会が初めて企画したものです。

26日は、延岡市の岡富小学校の給食のメニューに地元でとれたシイラを使った料理が登場。
シイラは6月から10月が旬の時期で、児童たちはさっそくおいしそうに食べていました。

(児童)
「おいしかった。これからシイラも食べていきたい」
「延岡の魚はなるべくたくさん食べるようにしたい」

また、26日は延岡で水揚げされる魚を学べるクリアファイルが児童たちに配布されました。

(延岡市水産課 大西渉太さん)
「子どもたちに延岡ではこんなにいろんな魚が取れることを知ってもらって、それを実際に食べてもらって地産地消につなげていきたい」

クリアファイルは市内の小中学校41校にあわせて9000部を配布する予定で、協議会では、児童たちに地元産の魚に関心を持ってもらい、たくさん食べてほしいとしています。