訪問介護ヘルパー「やりがいあるが…」

高齢者の訪問介護をしている、島知子さん48歳。

(訪問介護エイル 島知子さん)
「じゃあ拭くよ。冷たいでね」
「ちょっと待ってよ。くるぶしこんなに赤くなってたっけ?前みたいにかかとのところだけカバーするね」

訪問時間は30分ほどですが、利用者の些細な変化に目を配っています。

(利用者(73))
「人のオムツ替えたり、ご飯を食べさせてくれたりしないでしょ?普通は。私たちにとって、なくてはならない人ですね」

(訪問介護エイル 島知子さん)
「やりがいはある。誰でもできるようなことに対して、来てくれてありがとねって感謝してもらえる」

やりがいは感じつつ不安なのはやはり給料の低さです。

(訪問介護エイル 島知子さん)
「職種として給料が良くないと若い子たちが入ってきてくれない。新しいヘルパーを育てておかないと自分が介護難民になってしまう。それは困るなと」