熊本県の白川が氾濫して死者・行方不明者が563人にのぼった「6・26水害」から、きょう6月26日で72年です。熊本市で慰霊式が行われました。
「6・26水害」の慰霊式は熊本市の子飼橋の近くで行われ、水害から72年となった今年(2025年)は、流域住民など30人ほどが参加して、白川に献花しました。

この水害は1953年の6月25日から29日にかけて雨が降り続け、降り始めからの雨量が阿蘇市で750ミリ、熊本市で617ミリを観測し、熊本市では白川が氾濫。死者・行方不明者は、563人に上りました。
自治会長 田尻康博さん「自然の力は計り知れない。白川が氾濫するかもしれないと肝に銘じて私も語り継いでいきたい」
