お盆に墓前や仏壇に飾るホオズキの収穫が始まりました。

熊本県菊池市に圃場がある高橋幸男(たかはし ゆきお)さんは、こぶし大の大きさに育った濃いオレンジ色のホオズキを収穫します。

JA鹿本のホオズキを生産しているグループでは、お盆の時期にあわせて5人の農家が約60アールで栽培しています。

ホオズキは実の形が提灯に似ていることから先祖の霊を導くと考えられ、枝付きで墓前に供えたり、その色合いから家に飾って魔除けに用いたりします。

今年は色づきが遅れ気味でしたが、実のなり方のバランスや大きさともに高品質な出来になっているということです。

ホオズキグループ 高橋幸男代表「これは3か月、4か月経ってもドライフラワーとして楽しんでいただけると思います」

JA鹿本では8月中旬まで栽培していて、関東を中心に約5万5千本の出荷を見込んでいるということです。