給食がなくなる夏休みの間、低所得のひとり親家庭の子どもの3人に1人が「1日2食以下」しか食べられなくなることが、支援団体の調査で分かりました。

低所得ひとり親家庭「1日2食以下」3割

低所得のひとり親家庭を対象に食料支援を行うNPO法人「グッドネーバーズ・ジャパン」が6月、利用者およそ2100人を対象に長期休み中の食生活への影響について、調査しました。

その結果、夏休みの期間に「1日2食以下」となる子どもは、給食のある期間に比べ2.5倍の32.2%にのぼることがわかりました。

また、コメの価格高騰を受けた夏休みの食事への影響については、「コメ以外の主食で代用する」と答えた人がおよそ7割でした。

NPO法人は「コメが食べられないことで、お腹を満たすことができなくなっている」としています。