年々、婚姻数が減少するなか、婚礼衣装などを扱う宮崎市の老舗貸衣装店が5月から結婚相談所の運営を始めました。
ウエディングのプロならではのサービスの内容とは?
人生に寄り添えるライフデザインの一環
3443組。
これは宮崎県内で去年結婚したカップルの数です。
一方、県内の婚姻数。
10年前には5000人台を推移していたものの、コロナ禍となった2020年に一気に減り、その後も減少傾向が続いています。

こうしたなか、宮崎市の貸衣装店で1969年創業の「ベニール錦屋」は、5月から結婚相談所のサービスをスタート。
そこには、長友あい社長のある思いがありました。

(ベニール錦屋 長友あい社長)
「私も担当したお嫁さんがもう、お子さんが成人式でお越しいただくような段階なんですね。そうすると、その子が生まれた時から、七五三、成人式、卒業式と見届けながら、次は結婚という時に、結婚をサポートできるような仕事ができれば、人生に寄り添えるライフデザインの一環とやっていける、新しい取り組みなんじゃないかなと思ったのが一つ」
