7月1日まで関連イベント「笹津線写真展」

このセミナーに合わせて、大沢野図書館では7月1日まで、加越線資料保存会所有の写真を借りて「笹津線写真展」も開催中です。展示スペースでは「笹津線とわたし」と題して、笹津線にまつわる思い出も募集しています。

笹津線があったのは現在の国道41号線ら400から500メートルほど東側で、県道318号、および市道今泉安養寺にあたります。かつての線路の面影を探すのは難しくなっていますが、一部に駅やホームがあった跡らしき面影もあるといいます。

大沢野図書館の担当者は「この機会に地域の歴史に興味を持っていただければうれしいです。関連する資料も所蔵していますので、気軽に相談してほしい」と話しています。

廃線から半世紀を経た今回のイベントは、失われた鉄道の記憶を未来に伝える貴重な機会となったようです。