8月に行われる八代市長選挙は、これまでに現職で4期目を目指す中村博生(なかむらひろお)さん(66)と市議会議員で新人の山本敬晃(やまもと・たかあき)さん(35)の、いずれも無所属の2人が立候補を表明していましたが、ここに来て、元副知事で新人の小野泰輔(おの・たいすけ)さん(51)が正式に立候補を表明しました。

新人 小野泰輔氏「八代をなんとかしたいと。もっともっと元気にして、誇れる町にしたい」

25日、八代市で会見を開いた元副知事の小野泰輔さん(51)は東京都出身で、2024.年まで衆議院議員を1期務めました。

なぜ今回、国政ではなく八代市長選に立候補するのでしょうか

小野さんは国政選挙への立候補を想定した時、「自分がどの政党に所属するか明確なイメージを持てなかった」とした上で、市長選への出馬理由を語りました。

新人 小野泰輔氏「熱意というのは政治の中では大きいと思っています。一生懸命、八代のためにやって欲しいという声を繰り返し繰り返し頂いて、それに対しては真摯に検討して応えなければいけないのではないかとずっと考えていました。その末にこのような決断に至った」

また、小野さんは立候補の理由のひとつにも挙げた「八代の振興」について、「企業の誘致だけでなく、投資やIT業界のような働く場所を選ばない『人の誘致』が大事だ」と訴えています。