6月定例岡山県議会が閉会し、高校生の授業料を支援する補正予算案などが可決されました。また、新たな副知事に倉敷市出身の尾崎祐子氏が就任することも決まりました。

最終日を迎えた6月定例岡山県議会は、県内の公立や私立高校に通う生徒への授業料支援にかかる費用など、あわせて約13億7200万円や、芸備線再構築協議会が行う実証事業費、約700万円などの補正予算を可決し閉会しました。

また、今月で退任する上坊副知事の後任として、倉敷市出身の尾崎祐子氏を総務省から迎えることも決まりました。閉会後の記者会見で伊原木知事は次のように述べました。

(伊原木隆太岡山県知事)
「女性が社長になった会社の方が格段に女性が働きやすい会社になっている確率が高いということを考えると、やはり県庁でもできるだけトップに近いところに女性にいてもらいたい」

また、サッカーJ1のファジアーノ岡山などが、きのう(24日)「新スタジアムの整備を推進する会」を発足させ、署名活動を行うと発表したことについては…

(伊原木隆太岡山県知事)
「どれぐらいの有権者の皆さんが賛同されているのかというのはすごく大事になってきますので、それを可視化する一つの有力な手段なんだと思っています」

署名の人数を見たうえで、慎重に関わり方を見極めたいと話しました。