2024年度、高知県消費生活センターに寄せられた相談件数は「5350件」で、2023度を104件上回りました。70代以上の相談が、統計開始以降で最多となっています。

高知県消費生活センターによりますと、2024年度、高知県と各市町村が受けた相談件数は「5350件」で、前の年度=2023年度から104件増加しました。このうち、高知県に寄せられた相談を年代別に見ると、70代以上からの相談が、2018年度の統計開始以降で最も多い683件となっています。

70代以上からの相談のうち、「固定電話に関する相談」が、他の年代と比べると多くなっていて、「通信販売事業者」や「国の機関」を名乗る人物からの「不審電話」についての相談が多かったということです。

高知県消費生活センターは、「不審な電話があった場合には、電話を切り、家族や消費生活センターに相談してほしい」としています。