常温で4か月間保存できる「ロングライフ牛乳」の販売が本格的に始まりました。開発の背景には、どのような狙いがあるのでしょうか。
森永乳業がきのうから本格販売を始めたこちらの牛乳。一見、普通の牛乳に見えますが。
記者
「賞味期限は今年の10月。およそ4か月後になっています」
賞味期限が4か月。いわゆる「ロングライフ牛乳」です。通常の牛乳より高温で殺菌することで、賞味期限が長くなっています。
さらに、空気や光を遮断する容器を開発し、賞味期限は従来品の3か月から1か月延ばし、4か月になりました。
「4か月賞味期限があればすごく助かる」
「災害時、備蓄として出されれば、飲んでみる」
ロングライフ牛乳は昔からありました。では、なぜ今なのか。
その一つは人手不足です。2024年問題などで配送コストが上昇する中、賞味期限の長い商品はスーパーなどでの商品入れ替えの頻度が低くなる効果もあります。物流の負担軽減やフードロス削減にも繋げたい考えです。
森永乳業は2027年に北海道で新工場を稼働させ、海外への輸出も視野に入れているということです。
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