韓国のテレビ局の職員が広島を訪れ、「良心」をテーマにドキュメンタリー番組の撮影を行いました。
広島を訪れているのは韓国・大邱にあるテレビ局大邱MBCの職員4人です。韓国は今年、日本による植民地支配から解放されて80年と、日韓国交正常化60周年を迎えます。それに合わせて大邱MBCでは「良心」をテーマにドキュメンタリーを合わせて10編制作します。

10編目となる広島編では、日韓両国のアナウンサーが平和公園を見学しながら平和について意見交換する様子が撮影されました。また、原爆資料館を見学する際には、原爆が落ちた当時の様子について中根アナウンサーから説明をうけました。他にも原爆死没者慰霊碑や韓国人原爆犠牲者慰霊碑も巡りました。
大邱MBC ホ・ムンホPD
「両国の絡まっている糸をもう一度解いてみよう、もう一度お互いに共感し、さらに前に進むための一つのきっかけを作ってみようという側面で考えて企画をしました」
大邱MBC キム・ヘスク アナウンサー
「こういうことを話せる機会自体が特別だったし、大きく違わないんだな、会ってこうやって話をすればお互いに対する理解がもっと広がるので、もっと頻繁に会いたいと思いました」
一行は、24日まで広島で取材を続けると言うことです。