マツダとJAFは、交通安全と防災活動に関する連携協定を結びました。この場で初めて公開されたのは、マツダが開発したある装置でした。

白山貴浩 記者「こちらが、冠水時にドアにかかる水圧を体験できる装置です。実際に明けてみます。結構重い、全然開かないです」

こちらは、「道路冠水時水圧体験ドア」です。水深60センチ程度の冠水時にドアを開く際の水圧を再現しています。実際の車のドアとシートを使用。JAFの実験データに基づき3カ月かけて作られました。

今回のマツダとJAF中国本部の連携協定は、交通安全と防災意識を高める活動の強化などを目的としています。

JAF中国本部 岡本精二 本部長
「災害時の危険性をリアルに伝えることで、より多くの命を守る力になる」

マツダ 車両開発本部 清角肇 本部長
「今まで車を開発してきた知見を活用して作ったのでぜひ、地域や色んな場面で活用して防災に活かしていただきたい」

この体験ドアは、JAF広島支部が主催する防災や交通安全に関する啓発活動に活用される予定です。