梅雨前線の影響で岡山県北部では昨夜(23日)大雨になり、きょう(24日)は交通機関にも影響が出ました。土砂崩れなども起きていて、引き続き注意が必要です。

きのう(23日)新見市付近では午後7時半までの1時間で約100ミリの猛烈な雨が降ったとして記録的短時間大雨情報が出されました。降り始めからきょう(24日)午後4時までの降水量は、新見市千屋で158ミリ、鏡野町富で136ミリなどとなっています。

JR伯備線ではけさ(24日)早く、落石を知らせる警報が鳴った影響で午前中、特急やくもが運行取り止めになるなど影響が出ました。
(乗る予定のやくもが運休に)
「困りましたね。今レンタカーに切り替えようとかしてまして切符もキャンセルして」
また大雨の影響でJRでは姫新線が津山ー新見間で、芸備線は倒木の影響で、新見ー備後落合間で運転をストップしていましたが、姫新線はこれまでに運転を再開、芸備線も夜にかけ再開される予定です。

新見市内の道路では土砂が流れ込むなど被害も出ました。あす(25日)午後6時までに予想される24時間降水量は、多い所で岡山県北部50ミリ、南部40ミリとなっています。今後も不安定な大気の状態が続く見込みで、気象台は土砂災害や落雷・突風への注意をよびかけています。