アジア獣医師会連合の日本事務所が福岡市に設置されることになり、調印式が開かれました。人と動物の健康、環境の保全をひとつにとらえる「ワンヘルス」の活動を、福岡から推進します。

◆「FAVAワンヘルス福岡オフィス」設立で調印
福岡市天神のアクロス福岡では9日午後、福岡県の服部知事とFAVA(アジア獣医師会連合)の蔵内勇夫会長が、「FAVAワンヘルス福岡オフィス」設立の覚書にサインしました。FAVAの日本事務所となるこの施設は、2023年度中に、アクロス福岡に設置される予定です。


◆アジア各国の活動を福岡で集約
人と動物の健康、環境の保全をひとつにとらえる「ワンヘルス」について各国の活動状況を集約するほか、情報発信や人材の育成にあたります。

服部誠太郎知事「ここ福岡の地から、アジア・世界における感染症対策をはじめとするワンヘルスの実践活動をリードされることを、大いに期待しております」

アジア獣医師会連合は11日から「ワンヘルス」をテーマにした大会を福岡市で開きます。