大正ロマンを代表する岡山県瀬戸内市出身の画家、竹久夢二が集めた浮世絵を展示する企画展が岡山市中区の美術館で始まりました。

夢二郷土美術館で始まった「YUMEJI and UKIYOE」です。展示されているのは竹久夢二が収集した歌川広重や喜多川歌麿などの浮世絵176点です。いずれも夢二の遺族が美術館に寄贈したスクラップブックの中に張り込まれていたものです。

夢二自身の作品も合わせて展示されていて、浮世絵から受けた影響を感じ取ることができます。

(夢二郷土美術館 小嶋ひろみ館長代理)
「日本情緒を非常に表現した浮世絵の素晴らしさとともに、竹久夢二が新しい表現に変えていったその面白さを体験していただきたいなと思います」

企画展は、夢二郷土美術館で9月7日まで開かれています。