世界で活躍できるアスリートの育成をめざす取り組みです。サッカー元日本代表の岡崎慎司さんが、岡山市のIPU・環太平洋大学で、特別講義を行いました。
去年、IPU・環太平洋大学の特任講師に就任した元プロサッカー選手の岡崎慎司さん。これまでにも2度、学生に向けた講義を開き思いを伝えてきました。
(岡崎慎司さん)
「プロがやってる以上のものをやっていかないと、自分たちが思い描いている、さらに上の景色というのは見られないんじゃないかと思うんで」

きょう(23日)は、競技スポーツ科の1年生約110人に向け「アスリートのキャリア形成」をテーマに講演。
日本代表として世界で戦った経験もある岡崎さんの話に、学生は熱心に耳を傾けていました。
講義の後は、サッカーの実技指導が行われました。
「逆サイドに行く時はスピードあげていこう、どこで勝負するか、練習でも地味だけどイメージもつだけで成長できるから」

サッカー部員に加え、大学と教育連携を結ぶ4つの高校の生徒たちも参加しました。
日本代表の得点ランキング歴代3位を誇る、岡崎さん。動きにキレを出すためのウォーミングアップやディフェンスのかわし方などを助言していました。
(生徒)
「自分もマイナスに落ち込むことがあるんですけど、そこをいかにポジティブに変えれるかということを学んだので、これから生かしていきたいと思います」
「今回の講義で、自分が点を取ってチームを勝たせる選手になりたいと思いました」
「岡崎選手みたいに世界で活躍する選手になりたいので、泥臭さも持ちながら技術も高いプレーヤーになりたいなっていう風に思います」
(岡崎慎司さん)
「これを1か月、2か月と続けていけば、必ず動きの質が変わって点を取るチャンスがもっと増えると思うんで、練習をしっかり積んで、結果で自分を驚かせてほしいなと思います」

世界を知る元プロ選手との練習は、学生などにとって貴重な学びの場となったようです。