愛媛県の松山城城山で土砂災害が発生してから来月で1年です。
23日の市議会で、議員から愛媛県松山市の責任を問う声が上がりましたが、市側は「災害を予見するのは不可能だった」という認識を改めて示しました。
23日の松山市議会一般質問では、田中エリナ議員が城山の土砂災害について、地質がもろかったことや山頂付近の緊急車両道で確認されていた擁壁の傾きやひび割れなどを指摘し、次のように質問しました。
田中エリナ 市議
「これだけリスクが重なっていたなら、むしろ予見しやすかった災害ではなかったでしょうか。これまでの経緯や知見を踏まえた上で、本市が予見不可能だったと判断した根拠をお示しください。そして、その妥当性をお聞かせください」
これに対し、市側は、県の委員会の最終報告では、「緊急車両道が斜面変形に影響を与えた可能性があるものの、斜面崩壊に直接影響した可能性は低いとされた」と説明しました。
松山市 担当者
「道路から離れた場所が災害発生の起点となっていると推定されていることなどから本市が今回の災害を予見したり、その結果を回避することは不可能だと考えたもので判断は妥当と考えている」
また、災害発生後の松山市の対応が住民に寄り添ったものなのかと問われたのに対し、市側は「引き続き個別に丁寧な対応を継続していく」などと答えました。
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