米軍がイランの核施設を空爆し、中東情勢の緊張が高まっています。日本に在住するイラン人や富山県ゆかりの被爆者からは、対立の激化を懸念する声や平和を求める声があがっています。
日本時間の22日午前、アメリカのトランプ大統領がイラン国内に3か所ある核施設に空爆を行ったと表明しました。

これに対し、イラン側は、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖を国会が承認するなど緊張が高まっています。

日本に住むイラン人の男性は、空爆された地域のひとつ イスファハンに家族が住んでいるといいます。核施設があるのは砂漠地帯で家族は無事ということです。
イラン人の男性
「イランの人々は親切です。普通の人々はこうした軍事的な行動に興味を持っていませんし、世界の人々と仲良くしたい。それがイランの普通の国民の願いです」「NO War」
一方、富山県ゆかりの被爆者も今回の空爆に怒りの声を上げています。