女子サッカー、なでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎は、22日、ホームのいちご宮崎新富サッカー場で日体大SMG横浜と対戦。後半4点を奪い、逆転勝利しました。
(高橋美苑リポーター)
「ここ4試合負けなしと好調のヴィアマテラス宮崎。前半戦最後のホーム戦、白星で締めくくれるか。注目の1戦です。」
(サポーター)
「きょうは最後のホーム戦ということで楽しみにきた」
「暑いからと言って(選手達は)手を抜かないと思うので、応援する方も倒れないように力いっぱい応援したい」
「ヴィアマテラス宮崎、頑張れ!!」
現在リーグ4位のヴィアマテラス宮崎は11位の日体大SMG横浜と対戦。
ヴィアマは前半、相手に攻め込まれる展開に。
前半37分、左サイドからゴール正面へ、ディフェンスを抜かれ、先制点を許します。
追いかけるヴィアマは小澤、さらに永野と連続でシュートを放ちますが、得点できず、1点ビハインドで前半を終えます。
(実況担当:古田とわアナウンサー)
「控えの選手に大矢選手、スピードのある板倉選手、前線でも戦える山岸選手がいるので、水永監督がどうデザインして戦ってくるのか(注目)」
反撃に出たいヴィアマテラス。
後半、主導権を握り、29分、左サイドから板倉がシュート!そのこぼれ球を今蔵が押し込みます。
(ヴィアマテラス宮崎 今蔵綾乃選手)
「左サイドで板倉選手がクロスあげそうな感じがあったので、そこにつめれてて押し込むことができたので、よかった」
今蔵の今シーズン初得点で、試合を1対1の振り出しに戻します。
さらに、その4分後、次々と攻撃を仕掛けたヴィアマは相手のハンドでPKを獲得。
山本が左コーナーに冷静に決め、追加点を挙げます。
(ヴィアマテラス宮崎 山本さゆり選手)
「なかなか点を取ることができなくて、今シーズンつらかったが、結果としてチームの勝利に貢献出来て安心した」
さらに、山岸が、交代で入ってからわずか1分後に放ったロングシュートがゴールに吸い込まれ、3点目!
最後は、後半アディショナルタイム、セットプレーから相手のオウンゴールで点差を広げます。
粘り強く走り続けたヴィアマテラスは4対1で勝利し、前半戦最後のホーム戦で勝ち、点3をサポーターにプレゼントしました。
(ヴィアマテラス宮崎 水永翔馬監督)
「得点を決めても得点を決めに行くというところはヴィアマらしさが出せた。(目標が)優勝というところは変わらないし、まだまだ(優勝の)可能性が残っていると思うので、自分たちは下からチャレンジャーの気持ちで戦っていくだけ」
※MRTテレビ「Check!」6月23日(月)放送分から