2010年に宮崎県内で家畜伝染病の口蹄疫が発生してから今年で15年です。
宮崎市佐土原町の共同埋却地では、殺処分された家畜をしのび献花式が行われました。

宮崎市佐土原町の長園原共同埋却地には、2010年の口蹄疫でおよそ2500頭の牛が埋却されました。

15年前の23日、この場所での埋却が終了したのに合わせ、23日は献花式が行われ、地元の畜産農家や市の関係者などおよそ20人が慰霊碑に花を供えました。

(JAみやざき宮崎中央地区本部 繁殖牛部会連絡協議会 十河啓二会長)
「伝染病の世界というのは節目とか区切りというのはなくて、永遠に付き合ていかなければいけないものですので、今後とも防疫等に細心の気持ちを持っていかなければいけないと思う」

韓国では今年3月に口蹄疫の発生が確認されているほか、県内でも今月20日、野生イノシシへの豚熱の感染が確認されていて、関係者は警戒を強めています。