ビール工場の見学ツアーがリニューアルされます。

ガイド「まずは仕込み工程です。ビールのもととなる麦汁を作る工程」

熊本県嘉島町にあるサントリー九州熊本工場では、熊本の水を使って、ビールや清涼飲料水などを製造していて、ツアーでその工程を見学できます。

有料化したうえで7月1日にリニューアルされるのは「ザ・プレミアム・モルツ」の製造工程をめぐるツアーです。

リニューアルのメインは作業工程を紹介するプロジェクションマッピングや映像です。作り手の声を届けることで、これまで以上に味の秘密や品質へのこだわりを伝えるのが狙いです。

サントリー九州熊本工場 高尾修司工場長「プロジェクションマッピングでビール醸造の作り方を認識頂いたうえで、我々モノづくりをしているメンバーから各工程の詳細を、言葉でより実感いただきたい」

このツアーが20年以上続くのには理由があります。

記者「工場見学のあとは、この場所でプレミアムモルツが楽しむことができます」

1人3杯までの飲み比べがツアー客を喜ばせ、さらに工場ならではというサービスもあります。

記者「プレミアムモルツの泡の部分にアートを描いてもらえます。おーすごい!熊本城が描かれました」

2024年は約5万人が訪れ、そのうちの3割が外国人観光客だったということで、今回、同時通訳のシステムも導入されています。このツアーは6月24日からホームページなどで予約できます。